内服薬とは、くしゃみ鼻水、熱や咳などの風邪の症状が出た場合などに口から飲む薬のことです。風邪薬だけでなく、慢性的に持っている持病の薬や痛み止めの薬なども口から飲んで体に入れるものは内服薬です。薬の形状としては、錠剤タイプのものと粉末状になった粉薬のものがあります。また、病院で処方された際に、薬を嫌がる子供のために粉薬を甘いシロップで溶かした液体タイプの薬もあります。それぞれ症状によって薬の種類も異なり、飲む時間帯も薬によって様々です。
食前、食間、食後に飲むように市販薬の場合でも病院で処方された場合でも薬と共に説明用紙に書かれています。外用薬は、塗り薬のことです。体の中に入れるのではなく患部にすりこむタイプの薬です。怪我をした際に患部に直接すりこみます。また、アトピーやニキビなどの炎症などにも皮膚科を受診した際に処方されます。冬の季節は特に、乾燥しているので肌のトラブルが発生しやすいです。肌の弱い子供は特に、親がお風呂上がりなどに保湿クリームをこまめに塗ってあげるなど気をつける必要があります。
乾燥した肌をほっておくとそこから痒みをおびるようになり、繰り返しアトピーになってしまいます。その際に皮膚科を受診し市販では買えない微量のステロイド剤などが入った外用薬を処方してもらうことで痒みを抑えられます。この時期に風邪薬などの内服薬を飲んでいた場合も外用薬と併用は可能です。ほとんどの場合が併用可能ですが、念のため調剤薬局の薬剤師やかかりつけの医師に相談してから併用することをおすすめします。